『問題解決-あらゆる課題を突破する ビジネスパーソン必須の仕事術』 要約・感想【オーディブル作品Vol.2】

オーディブル作品 要約

『問題解決-あらゆる課題を突破する ビジネスパーソン必須の仕事術』

こんな人におすすめ!

  • 若手ビジネスパーソン上司から与えられた仕事を現場で遂行している方)
    必要なのは対策の実行であり、指示されたことだけやっていても成長はない。
    与えられた問題に対して、原因を考え追究し対策の立案を行うことで成長できることがこの本から学べる。
  • 中堅のビジネスパーソン日々多くの問題を抱えている方)
    どこに原因があるのか特定できないと、無駄が増えて疲弊してしまう。
    効率的かつ効果的に仕事をしていくスキルがこの本から学べる。
  • 管理職・経営者層
    課題の設定、評価とその定着(再現性のある形で組織に落とし込んでいく)方法について学べる。
    組織の永続的な発展を考えていく必要がある方におすすめ。
  • 新入社員・学生
    頭ではわかるが感覚ではわからない。
    企業内で働いたことがないので実際の仕事ではどうなのかつかめない場合が多いが、ストーリー仕立てになっていることから想像しやすいためおすすめ。

読者それぞれの立場にとって役立つ内容であり、必要なことが読み取れる内容になっている。

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作品情報

  • タイトル:問題解決-あらゆる課題を突破する ビジネスパーソン必須の仕事術
  • 著者:高田貴久、岩澤智之
  • ジャンル:ビジネス-問題解決マネジメント
【著者紹介】

・高田貴久:
戦略コンサルティングファームであるアーサー・D・リトル(ジャパン)出身。
その後クライアントであった、マブチモーター株式会社へ転職。その後ボストン・コンサルティング・グループを経て、2006年に株式会社プレセナ・ストラテジック・パートナーズ設立。

・岩澤智之:
株式会社プレセナ・ストラテジック・パートナーズ執行役員・副社長。
多くの人材育成体系の検討や研修実施を経験。研修講師としての活動に加え、プレセナ内での講師育成やクライアント企業のトレーナーの養成も行う。

要約

問題解決とは、仕事をしていくための不変的な仕事の進め方。

その場での思い付きで問題解決をしていくのは、根本の問題解決にはなっておらずもぐらたたきになっていることが多い。

本書はビジネスの現場で効果的・効率的な仕事を進めていくための手順を明らかにしたものであり、問題解決の進め方や必要な思考スキルを説明している。

本書の構成はただ知識について説明するのではなく、リアルな現場がイメージできるよう、架空の企業の問題解決事案を例にだしている。

ストーリー、解説、まとめの順番でリアルに問題解決の進め方がイメージしやすいようになっている。

【各章の概要】
  1. 問題解決の手順:直面したときにどう考えるべきかを解説
  2. 問題の特定どこに問題があるのかを絞り込む方法を解説
  3. 原因の追究なぜ問題が発生するのか、広く深く検討する方法を解説
  4. 課題の設定:高い問題意識をもって、あるべき姿を構築する方法を解説
  5. 対策の立案:発生した問題や設定した問題についての対策の立て方を解説
  6. 対策の実行:立案した対策を着実に推進するうえでのポイントを解説
  7. 評価と定着化:対策実行後に結果を評価し、定着する方法を解説

→問題解決に必要な思考回路、手順に沿ってストーリーが進み、具体的な手法にも言及されている。

この概略を確認するだけでも問題解決の手順やポイントが見えてくる。

問題解決の手順、スキルが広まっていくことにより、効率的、効果的に仕事ができるようになる。

その成果が組織に定着すれば、人が動き企業が動く社会が動く

その積み重ねが社会に貢献することにもつながっていく。

心に響いたポイント

問題解決の3ステップとして以下のように紹介されている

  1. WHERE:問題を絞り込み、合意を取り付ける
  2. WHY:広く深く原因を掘り下げる
  3. HOW:原因に対する効果的な策を打つ

確かに仕事でも人生でも、これまで何か問題があるといきなりHOWから入ることばかりだったようにも思う。

それはもぐらたたき状態で、結局問題の根本解決にはなっていないことが多かった。

自分が窮地に追い込まれた際にHOWでしか行動してこなかった結果、根本の原因が解決されていないため、問題は大きくなっていった。

そして最終的に私は逮捕されるというところまで問題は大きくなっていったように思う。

私が感じたこと

【読む前】

Vol.1で紹介した「夢をかなえるゾウ」で

「他人のために行動する、喜んでもらえるよう行動する、それが結果自身の成功につながっていく」

というような話がでてくるが、

改めてビジネスについて考えたとき、当然の話ではあるが

「人の困りごとを解決し、喜んでもらうこと」がビジネス

その対価として報酬が得られるものだと改めて考えるようになった。

人の困りごとを解決する=問題解決であると思い、本書に行きついた。

この本を聴くことで、問題解決の手段・手順・必要スキルを習得し、今後の自身のビジネスに役立てたいと考えていた。

「夢をかなえるゾウ」についてはこちらから↓

【読んだ後】

今まで仕事をするうえで当たり前のように取り組んできたこともあるが、それが改めて体系化され、論理的にまとまっている。

仕事はつまるところ、本書で紹介されている問題解決を取引先に提供することだ、と改めて感じた。

仕事だけでなく、私生活の問題もHOWで対応していることが多かったなと思った。

冷静になって、WHERE(どこに問題があるか)を特定することは非常に重要だと思う。

何度も聞き返し、自分の血肉にしたい内容であった。

最後に

本書はものすごく内容の濃い問題解決の実用書。

一度聞いただけでは全て理解するには至っていない、自身のOSを刷新すべく何度も聞き返したいと思いました。

オーディブルの目次がとても細かく記載されており、目次を読むだけでも内容のおおよそや思考、解決手順をつかむことができます。

本は読む前、聞く前に目次を確認してから聞くとより一層頭に入ってくるのではないかと思うようになりました。

また、その本を読む前、聞く前に目標や意識(なぜこの本を聴くのか、何を得ようとしているのか)を明確にしてから取り組んだ方が効果があるように思います。

この本を聴いて、一度本の読み方、聞き方に関して参考になるもの聞きたい、この問題解決の分野を固めて学んでみたいと思いました。

仕事だけでなく、人生にも活かせると思います。

自分の人生、人格のどこに問題があったか(WHERE)について、改めて深堀していく必要があると感じる一冊でした。

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