『夢をかなえるゾウ』 あらすじと感想
こんな人におすすめ!
- 自分を変えたいと思っているが、何をしたらいいかわからないという人
- 今の自分に満足していない人
作品情報
・タイトル:夢をかなえるゾウ
・著者:水野敬也さん
・ジャンル:自己啓発・ビジネス
著者紹介: 1976年生まれ、慶應義塾大学経済学部卒。 本書「夢をかなえるゾウ」は170万部超えのベストセラーで現在も増版を続けているそう。 本著は民放ドラマでも放送されていて、夢をかなえるゾウでシリーズ化されており、本著含めて全5作出版されている。 売れっ子著者さんですね。 処女作『ウケる技術』(共著)が25万部のベストセラーに。他の著書に『雨の日も、晴れ男』『大金星』がある。 作家活動以外にも、恋愛体育教師・水野愛也として、著書『LOVE理論』、講演DVD『スパルタ恋愛塾[ソフト編・ディープ編]』がある。
あらすじ・要約
いわゆる自己啓発・ビジネス本と言われるジャンルのもの。
何をやってもうまくいかない、長続きしない
成功したいと考えているもののなかなか自分を変えられない…
と考える、あるサラリーマンのもとに突如現れたゾウの姿をした神様「ガネーシャ」
ガネーシャのの与える課題を一つ一つクリアして、主人公の心は明るくなり、人生が少しずつ好転してく。
ガネーシャが教えてくれるアドバイスはシンプルだが金言ばかり。
言っていることは至極ごもっとも、シンプルなもので難しくない。
簡単にできるようなことばかり。
私が感じたこと
【読む前】
ドラマにもなった有名な作品であることは知っていた。これから再起を図っていく上で、マインドセットは重要だと考えており、これを読んだあとに自分の夢(再起して、社会貢献すること)に向かって進んでいければと考え聞いてみようと思った
【読んだ後】
ガネーシャと主人公の会話形式で話が進んでいく。
主人公のキャラクター設定がとても共感を得やすい。
序盤でガネーシャが出す課題に対して、
「そんなことやって成功するのか」
と文句ばかりをいう主人公に対して、
「今まで自分の思う通りに生きてきて、その結果が今の自分なんやろ?」
という場面がある。
(3.5倍速で聞いているので若干セリフは違うかもしれないが)
自分に当てはめてもそう思う。
自分が正しい、いつか成功したいと生きていて、
結果成功するところか、途中で生き方を間違えて逮捕されることになった。
素直になる以前に人間として、道徳してどうなんだ、というところはもちろんあるが、
まずは人から言われたことは素直に受け止め、実行することが大事だと改めて思った。
心に響いたフレーズ
- 成功する秘訣は、成功するまであきらめない、自分自身にはあきらめたらいけない
- 劇的に自分を起こすには「不幸」が必要。
例えば大きな借金を背負い、絶対変わらなければいけなかったら、変わらないといけないじゃない? - 今の自分がもっていない、なにかを手に入れたい、足りない足りない、と思うほど逃げていく。
足りないと思うほど満たされない、足りないと思うほど逃げていく。
今あるもの周りの環境や近くにいる人に「感謝すること」が大事。
最後に
「自分を劇的に変えるには不幸だ」
というガネーシャのシーンがあります。
私に起きたことは不幸ではなく、完全に私の身から出たサビなのですが、
逮捕をキッカケにもうダメだ、と諦めるのではなく、
これから変えていこう、罪を償っていこう、と
前向きになる必要があると改めて感じさせてくれる一冊でした。
何度でも聞き返したい名著ですね。
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